もともとは働き方改革の一環として登場したテレワークですが、最近は感染症対策としての導入が大幅に増えています。
積極的に導入してきた企業もありますし、やむを得ない事情で導入した企業などそれぞれです。
このご時世ではテレワーク推進を国を挙げて推していますが、実際に出来る出来ないの業種や
経営者の考えとしてやらないとう企業もあるかと思います。
テレビなどでPC1台で華麗にテレワークをしている姿が映し出されています、が
テレワークが出来ない業界や会社の方が見たら結構腹が立つ光景に見えるかもしれません。が
実際テレワークしている全員が諸手を上げテレワーク最高!と言っているわけでもありません。
結論としては「仕事の仕方により一長一短」という事でしょうか…
今回は実際テレワーク中の筆者が感じたテレワークのメリットデメリットを正直に考えてみます。
家だったらサボれるじゃん…とそんな風に思っているならば、そんなにいいものではありませんよ
テレワークのメリット
家で仕事出来るなんてサイコーじゃない!
通勤ラッシュがない
当然自宅でも仕事が出来るわけだから通勤時間は必要なくなるよね。
あの満員電車でのおしくらまんじゅう状態と何人乗れるか限界に挑戦中!みたいなことから解放されるわけだよね。
また車の人も時間の読めない大渋滞にイライラすることもなくなるね。
特に電車通勤だと1日の1/3の体力が奪われるということだし、通勤の往復時間やふらふらと寄り道してしまうなんてこともなくなるから大体片道1時間だとしたら2時間位が自由になるという事だね。
これは週5日勤務だとすると10時間だよ。
片道1時間だとしたら1日の勤務時間分丸々得するわけだね。週6日働くだけの時間が取れるという事だ。
もしくは自分の時間に充てるのも大いに結構だね。
副業などをしている人がいればこれはかなりのメリットになるね。
電車通勤の人なら大体ドアツードアで1時間はかかる人が多いだろうからこれはメリットが大きいよ。
密着するのがもう嫌でしょうがないわ
上司が常にいない
上司がデスクで難しい顔をしてイライラ…うわ、また同僚に当たり散らしてる。
今度はこっちかな?もうピリついててなんだこの雰囲気…
こんな地獄のような職場の雰囲気から解放されます。
あなたの前に広がる景色は慣れ親しんだ自宅か自分で選んだリラックスできる環境です。
誰の顔色も気にすることなく仕事を進められます。
しかも難しい顔をしているのはたまに見る画面の向こうにいる上司の顔位です。
あまりにも機嫌が悪そうなら通信環境が悪いと切ってしまいましょう。
周りの雰囲気に気持ちが引っ張られないのは大きなメリットです
なんといっても自分の業務に集中出来るのが最大のメリットと言えましょう。
上司がイライラしているときとか本当に最悪の気分よねー
誰からも仕事をさえぎられないし1人で集中できていいわ
上司の顔色を伺う事もちょっとした同僚や部下からの相談もなく目の前の仕事に集中できます。
また当然予期しない打ち合わせなども基本的にはありません。
家であなたの作業を止めるのは、家族か宅配業者かペット位でしょう。
自分から動かない限りはだれにも邪魔されることはないのです。
社内にいると相談ばかりされて作業が止まり集中できない方にはもってこいの環境です
服装が楽
ぱりっと服を着こなしてさっそうと通勤という事はしなくてもいいのです。
オンライン上では背景が自由に設定できたりメイクをしたような映りにできたりできます。
皆思い思いの恰好と場所で画面に登場しますので、自宅からだと会社の人のプライベートな1面を垣間見る事ができます。
またカメラに写ってなければ比較的厳しい会社でも上だけスーツで下はパジャマでもいいわけです。
足湯に浸かりながらでもいいわけです。
通勤時間に負けない位時間取られるのよねえ
ノマドワーカー気分
ノマド=「遊牧民」場所を決めずにパソコン1つで働く人々の事です。
この言葉は昔からありましたが、昨今の世の中で皆さんがこれに使い働き方をするようになりました。
「ノマドワーカー」というと独立したフリーランスのイメージが強いのですが、皆さんがもし独立した場合などを想定したシミュレーションが出来ますね。
上司をクライアントとして考えれば、独立した際もこんな働き方になるなというイメージができるのではないでしょうか?
同じことよね。
テレワークのデメリット
といい事ばかりのテレワークに見えるけど、当然デメリットもあるよ。
誘惑が多い割にマークがきつい
これは最大の懸案だよね、いままでテレワークをやったことが無くても誰にでも想像はつきそうだよね。
家にいればテレビやゲームやらお風呂やベットなど、慣れ親しんだ環境が目の間にあるわけだよね。
しかも家族がいなければ、もう好き放題だから自分で仕事を組み立てられないとその誘惑に勝つのは至難の業だよ。
そのために外の別の場所で仕事をする人も多いよ、カフェで仕事するのがおしゃれなだけじゃないんだ。
大体オンラインでのMTで寝癖が付いている人が何人かいたりする。
ただそれは皆も容易に想像が付くだろうし会社だってそりゃそうなるだろうと想定している。
日々の行動を厳しくマークしている会社(何度も定時報告したり、PCのログを取ったり)や結果に対する評価を厳しくする会社など色々あるけど基本的には生産性を落とさないような体制を取っているはずだ。
私も家にいたら絶対にゲームとかやっちゃいそう。
成果物がすべて
だれにも邪魔されないという事は、裏をかえせばだれもあなたの仕事ぶりを見てくれる人がいないという事だ。
オフィスにいれば上司があなたの様子を見る事が出来ますから忙しそうだなとか、時間がかかってそうだな?とか把握する事が出来るわけですがそれが無いという事は、上司はあなたからのアウトプット(提出物・結果報告)でしかあなたの行動を把握できないってこと。
極端な事を言えば、一日中寝ていようと起きてる時間に定期的に報告や提出物があったりすればいい。
反対に1日中一生懸命にPCに向かって仕事をしていようが、考えてばかりで何も報告や成果物が無ければ基本的に「行方不明」の扱いだ。
遊んでんなあいつ… で終わる
オフィスであなたの四苦八苦の様子を見てくれていわけではないからそこはシビアだよ。
想定作業時間に対して成果物が備わってなければ、会社にいるより当然厳しい目で見られるのは当然だよね。
それもテレワークなら見てもらえないという事よね。
それはシビアだわ~
気軽に人に聞けない
仕事の進め方でちょっとわからないとすぐ同僚に聞けばいいやという仕事の進め方をしている人がいいるね。
いわゆる1人で仕事を進められない人だ。
こういう会話を人にかみ砕いてもらいながらタスクを進めていくタイプの仕事の仕方をする人はかなりつらくなるはずだよ。
チャットやグループラインがあればいいいけど、誰かに話しかけるにもかしこまってMTの場を作らなければいけない。
ちょっとしたアイデアが欲しい時や会話で頭を整理するタイプの人も苦労するはずだよ。
あと一人で誰とも会話しないとテンション下がっちゃうわ
自宅と仕事場の区別がつかなくて切り替えができない
これはよく聞く話だよ。仕事場と家が同じという事は、時間を意識しなければいつまでも仕事が出来てしまうわけだ。
そのため区別がつかずと目途なく残業をしてしまう人が多いと聞くよ。
しかも休みの日でも「職場」が家にあるわけで通勤時間が「0分」なわけだから気になったら仕事に手を付ける環境があるわけだ、ますますプライベートとの区別がつかなくなることは必至だね。
また、家で仕事で嫌な事があっても場所が変えられないからズルズル引きずることもある。
仕事を終えても、場所が一緒だから、まだ上司から電話があるのではないか?と落ち着かなかったりするし
場所で気分を転換する人は、普段自分で過ごす部屋以外で働いた方がいいね。
立ち回りスキルが役に立たない
オフィスのムードメーカーや喫煙室外交と言われるように、主に対人でコミュニケーションをとるような人には大変な環境だね。
仕事ぶりはちょっと…だけどあいつが社内にいると雰囲気が変わる的な人は活躍するステージが無くなってしまう。
また、細かいオフィスの雑用などを進んでやってくれていた人なども活躍の場がなくなるよ。
そういう人たちはオフィス勤務ではとても大事な人材なのに、テレワークになった瞬間にその活躍の場をなくしてしまう。
ある意味会社といえばこのようなタイプの人も必要な存在だったけど、もしかしたらこのようなタイプの人はテレワークが無い仕事に就いた方がいいのかもしれないね。
たしかにテレワークになればいらないものね。
結論
そんなにいいもんではないという事だね。
勿論今は国でも推進しているから協力しなければならないし、強制的にテレワークになっている人もいるしね。
そういう人は逆に集中できるからいいかもね。
・仕事が出来てすぐ人に聞かれる人はテレワークが集中できて断然良い
・忙しい人は結局家でもサボっている暇もない
・オフィス勤務の方が活躍できる人がいる
魅力的に見えるけど結構シビアな環境ってことだね。
自分が社長だったら、自分自身をテレワークにさせたいと思う?
無理無理、遊ぶから絶対ダメと思ったら、あなたが経営者でもテレワークのマークをきつくするでしょ?
だからテレワークで成果が出るってことは、働き方としては優秀だね。