新車を買う時の醍醐味といえば値引き交渉ですね。
でも嫌な人もいますよね?
いちいち値引きいくらだった?とか聞かれてめんどくさいという人もいるはずです。
ただ大体の人は安く買いたいのが本音というもの
ディーラーも値引をドーンとする条件と時期があります。
前回は、困った値引きを迫る困った新車交渉で失敗しがちなお客様について書きましたが
今度は元ディーラーマンがお伝えする値引き交渉で成功するパターンのお客様についてを元ディーラーマンがお伝えします。
新車を買う時にやはり気になるのが「値引き」ですよね。値引きなしで売れるのは今や高級外車ならびにバックオーダーを抱える位絶好調な車種の新登場時位でしょう。昔から「月刊自家用車」のX氏の値引き大作戦をはじめとするディーラー値引き攻略[…]
ディーラーが値引くときの条件
新車営業が値引き条件を多く出す時は主にこんな時です。
1.モデルチェンジ前の旧モデル
まあこれは想像がつくかと思います。
新モデルが出る前には必ず旧モデルの在庫処分があります。
モデル末期は、新型を狙う人の買い控えが多いです。
そりゃ買った瞬間に型落ちになるのは嫌ですよね。
ただモデル末期はあらゆるトラブルを潰しこんでいるのでモデルとしての完成度が高くなります。
最後は売り切りで特別限定車などが多く出てきます。
そういった理由から、中古の市場では同じ年式の新型より旧型の方が高かったりすることもあるんです。
最終型狙いのお客様もいたりします。
新型でみんなの注目を浴びたい~って人以外は信頼性や装備の面からは現行型の最終モデルを狙っても十分お得です。
現行型の値引きを狙うには
2.決算時期の在庫処分
在庫とはある程度売れる見込みのあるグレードをあらかじめディーラー在庫として持ちます。
そうすることで納期の短縮ができます。値引きが大きいのは殆どが在庫車といってもよいです。
値引きを狙いたければ、売れ筋グレードの在庫車を狙うのが一番です。
ただ在庫車はメーカーオプションを選択できません。
メーカーオプションを付けると在庫車扱いにはなりませんし、モデル末期の車種は工場の生産が終わっている場合があります。
在庫車でしたら最短であれば2週間程度で納車可能なところもあります。
値引きのポイントしては、営業所の売上が厳しい時を狙ってください。
商談時にそのワードを営業マンが言ったらチャンスです。
車屋の売上計上は基本「登録」でナンバーを取得した時です。
月末に登録しないと間に合いませんので、月末登録に間に合う20日前後でしたら在庫車で登録に間に合う条件で在庫車に破格の条件がでることもあります。
3.お客様(買う側)の感じが良い
これはおそらくどの値引き術にも書いてないのでは?正直個人的には、これが一番大事かなと。
過剰に値引きばかりを迫ってくる人も…上から目線ではんこちらつかせてくる人も…文句ばかり言って、結局買わない人よりも…やっぱり、今後末
永く車を大事に乗っていただけそうな真摯な方だと、今後もお付き合いしたいので出来る限りの事はします。
1円単位まで値切ってきて、何かといえば値引き値引きというお客様は値段でしか人を見ていないと思ってしまいます。
ディーラーの整備はメーカーの基準の為、民間の整備工場より高くなってしまいます。
そんな方が今後のメンテナンスなど長いお付き合いが出来るとは思えませんので、かなり渋くしてしまいます。
(どうしても決算などで台数が欲しい場合は別ですが、基本は買ってほしくないというのが本音です)
その他
まだあります。もし当てはまったらラッキーです。
・下取り対策…ディーラー中古で買い取りを強化している車です。人気車で高年式低走行だと上乗せの買い取り価格が付くことがあります。
・新人の1台目…4月から6月で、新人営業の1台目の成約として新人さんには忘れられないお客様になりますので条件が合えば是非
店長さん決裁の値引きが出る場合があります。
ただ是非多少の値引きより営業さんの人柄で決めてほしいです。
絶対にその方が良いです。
値引きはその時の条件により左右されます、この方とお付き合いしたいと思えばギリギリまで出してくるはずです。
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