うちの上司はいっつも暇そうだよな~
こっちはてんやわんやだってのにいい気なもんだよな…
もしかしてそんな部下の陰口におびえて忙しく自分で仕事を抱えていませんか?
管理職は暇でないといけません。
なぜならば、管理職が忙しくては部下の仕事のフォローができなくなるからです。
自分の仕事に追い回され部下を寄せ付けなくなります。
そして精神的も不安定になり部下を感情的に𠮟りつけたり余裕が無く関係性がどんどん悪くなります。
でも暇そうにしていると部下から上司が遊んでると言われかねない!と思っているのでは?
大丈夫です、部下との信頼関係が出来れいれば絶対にそのような事は言われません。
部下のフォローもせず、指示ばかりだと上司が遊んでいると思われるだけです。
上司(管理職)は暇になるのが理想なのです!!
暇そうな上司に部下は集まる
何言っているの? 上司には色々やってもらわなければいけないのに…
と部下も思っているでしょうが
いざとなったときにあなたが暇でなければ誰がフォローしてあげるのですか?
今回はいつも忙しい管理職のやちぞうくんと一緒に上司が暇であることの利点を探していきましょう。
やちぞう君またまたどうしたの?
結局自分でやった方が早いってなっちゃうんだよね。
そして自分だけが忙しいっていう…
やちぞうさん、あなた部下や後輩に仕事を振れず1人で仕事を抱え込むタイプですね?
部下が暇そうにしている中、一人で仕事を抱えてイライラ…部下は暇そうにしているのに…
だめじゃないですか!もいっかい言いますよ!
ズバリ、管理職は暇であることが理想です。
なぜなのか考察します。
部下の仕事を奪っている
管理職がいそがしいなんてものはこんな理由ですよね。
1.自分でやったほうが早い。
2.部下に仕事を振っても嫌な顔押されるくらいなら自分でやる。
3.部下のミスが多く、怖くて仕事を任せられない。
今のままであれば、自分がやることで乗り切れるかもしれませんね。
ただ、このご時世、管理職はどんどん忙しくなりますよ。
自分で背負えないくらいの業務が出てきて抱え込みすぎ部下や後輩に教えている暇すらなくなってきます。
そして後輩や部下が暇そうにしているのに自分だけ忙しいという悲劇が生まれます。
むしろ暇くらいでちょうどいいのです。忙しいという事は、それは部下の業務をしてしまっているのです。
部下に仕事を振って挑戦させなけれれば、いずれ部下が困るようになります。
部下はいつまでもあなたの元にいるわけではありませんので、どこに行っても活躍できる様に育成するのが仕事です。
部下から見たあなたの姿
では部下の立場から見てみましょう。
1.上司がいつも忙しそうでイライラしている。
2.相談できる雰囲気ではない
3.ほったらかしにされている気がする
こう見えてます。上司がイライラしていて近づきづらい。
これでは、部下とのコミュニケーションにも陰りが見られます。
きっと上司も忙しいのと、お前たちが少しでも動けば…みたいに思っているのでしょう。
部下がトラブルを起こすと、ますますイライラしてしまうあなた。
これでは、上司部下の溝はますます広がるばかりか部下にどんどん仕事を振りづらくなります。
また、部下の仕事も把握しづらくなってしまいますね。
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部下に指示するのではなく任せる
無理だよとあきらめず明日からすこしづつやっていきましょう
1.自分ですぐできそうなことでも、部下のレベルに合わせてあえて任せてみる。
2.自分でしかできない仕事と、部下へ任せた仕事のフォローを中心に仕事を組み立てる。
3.任せた仕事への進捗管理を怠らず、任せた仕事の責任は取る。
自分ですぐできそうなことでも、部下のレベルに合わせてあえて任せてみる
明日からあえて意識的に仕事を頼んでみましょう。部下のレベルに合わせて自分でやれば明らかに早いということでもあえてやってもらいましょう。
一度覚えれば、次回からもやってくれるようになります。
自分でしかできない仕事と、部下へ任せた仕事のフォローしかしない
1で空いた時間でマニュアルを作成することや部下へのフォローに使いましょう。また当然自分でしかできない仕事があります。そこに注力しましょう。
任せた仕事への進捗管理を怠らず、任せた仕事の責任は取る。
任せた業務については一人一人の進捗管理をしましょう、そうすれば次は誰に任せればよいかわかりますし、応援体制も組むことができます。ただどんどん任せて進捗管理をしないのはただの丸投げですから気を付けましょう。また、責任を取ると明言することで、部下が安心して業務に取り組むことができます。
まとめ
部下時代に仕事が出来ていた人ほど管理職になると自分でやってしまう傾向があります。
自分が出来ていて忙しかっただけに暇になるのは申し訳ないという責任感もありますね。
名プレイヤー名監督にあらずという言葉というやつですね。
明日からご機嫌な顔で部下にちょっとした仕事を頼んでみましょう。
で、どんどん楽になって部下のフォローに注力しましょう。
私も実はこのタイプでした。
ええ、私は仕事が出来たわけではなく人に仕事を振るのが面倒だっただけですが。