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管理職

【役得?やり損?】管理職のメリットとデメリットとは?

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今は管理職になりたくないという方が昔に比べ大幅に増えていると聞きます。
かつてのサラリーマンの理想といえばバリバリ出世してたくさんの給料をもらっていい家に住んで幸せな生活を送るというのが理想でした。
皆さんのご両親の世代はそうではないでしょうか?

最近は「出世競争」という言葉もあまり効かなくなりましたね。

今回は「管理職」になった方がいいのか?でも管理職が部下の責任を取って目の前で怒られる姿を見ていると嫌だな…

色んな見方があるかと思います。今回はその管理職を受けるべきか否かの検証をしていきたいと思います。



管理職のデメリット

 

板挟み

仕事として気苦労が多くて割に合わない

かつての日本は高度成長に伴ってどんどん増え続ける消費と上がり続ける給料に我もとモーレツに働き続ける風潮がありました

ただ、今はそうではありません。

働き続けても給料が上がる保証はどこにもありませんし、大企業でも倒産する時代です。

働いた分だけ給料が増える時代ではなくなりました。

なのに、今でも管理職の仕事って昔とほとんど変わりません。

・部下の管理業務全般

・会社の理念の浸透と徹底

・売上数値、業務管掌の遂行責任

簡単に書き出しただけでも大変そうです。

今は昔と異なり色々な働き方や多種多様な考え方を受け入れる風潮にあり、画一的な管理も非常に難しくなりつつあります。

しかも部下はこのご時世日本人ですらないかもしれません。

しかも何かとハラスメントが叫ばれる時代、言葉についても慎重にならざろうえないでしょう。

しかも今は机でハンコをもってそれを押す仕事ばかりではなく、プレイングマネジャーといったプレイング業務も兼任している上司は全体の9割近くを占めています。

それは希望する人が減ってもおかしくはありませんよね。

残業代や休みなどが減りそう

これも会社によっては異なりますが、管理職となると経営側寄りの人間になるわけです。

業務により残業代がつかなくなったり、組合員にならなくなるなどどちらかというと待遇的に落ちる可能性もあるかもしれません。

しかも部下がミスをし顛末書や始末書などを書くにつけ管理不行き届きで減給の対象になるなど、昇給分の差額などとみてもほとんど良い思いをしたことがありません。

昇格をしながら逆に手取りが減るなど、最近の管理職をめぐる条件はかつてないほどよくありません。

つまり

・上からはガミガミ言われ下からは付き上げられ部下の自分からみてても管理職は気の毒である
・昔より働き方が多様化し、注意するとなにかとハラスメントの対象にされしんどい
・とにかく忙しい。部下が出来るような業務をなんやかんや兼任させられてしまう
・部下の不始末や責任を取ることが多監督責任をとらされ評価が下がり割に合わない
これではなかなかやる気にはなりませんね。



管理職の大きなメリット

あまり気難しく書かずわかりやすくシンプルに書きます。

・給料(年収)が上がる

・会社で影響度が増す

・家族に頑張りを認めてもらえる

・社内で自分でできる事が増える

・転職にも有利

給料が上がる

昇格すれば、たいてい給料は上がります。

役職の上がり方によっては百万単位で上がることもありますよね。

さっき書いた少しの上げ幅であればデメリットの方が目立ちますが、ほとんどの場合は大きく給料が上がるでしょう。

また昇給のピッチも上がるので、さらに給料が上がりやすくなります。

四季報などに平均年収〇〇円と書いてあって、あれ?こんなにもらってないけどなと思う事もあるでしょう。

こういう場合は大体管理職の平均給料です。

会社で影響度が増す

会社で声高に何かをを叫んでも、肩書がないと言い方によっては不満を言っているだけと思われるかもしれません。

ですが、肩書がついてくると不思議と正論に聞こえてきてうん、わかる!という声が増えてきます。

ダイレクトな権威性ですよね、ヒラがいうのと部長がいうのでは重みが違ってきて当然です。

肩書とはあなたがこれまで頑張ってきたことの証を認められての事でありブランドです。

ブランド=信用であり言葉の重みが違ってきます。

家族に頑張りを認めてもらえる

影響度に似ていますが「課長」「部長」の響き、ご家族はどう思うでしょうか?ご両親はどう思われるでしょうか? きっと喜ばれるのではないですか?ご本人が謙遜したところで、世間一般の課長や部長という響き(マネジャーもそうですが)は周りから見たら絶大です。

会社での頑張りを社外の人にも評価してもらえるでしょう。

社内で自分できる事が増える

会社では権限というものがあり、役職によりどこまでの権限ができるかを決められています。

一般的に管理職といわれる課長くらいまでになれば、会社内である程度の権限が与えられます。

課長くらいになれば、好きなように判断し、好きなように決裁できます。

大企業の課長クラスになれば、ちょっとした中小企業の社長並みの決裁権限が与えれるでしょう。

転職にも有利

転職の際には、「管理職経験者」というのが特に40代位になってくると必須の経験になってきます。

管理職経験はどの会社でも必要とされています。

作業者では若い人間に物覚えも体力的にもかなわなくなってくるでしょうが、判断力だけはキャリアとともに向上していくためです。

逆に管理職経験がないと、特に高齢での転職が厳しくなってきます。



実際の管理職の割合って?

さて、これで少しは管理職になってもいいかな?って思った方はいらっしゃいますか?

とはいえ管理職になってもいいかな?と思わなくても実際に管理職になっている人の割合は社員全体の10%ぐらいのようです。

ですのでもしチャンスがあるならぜひ嫌がらずチャレンジした方がいいです。

管理職なんて絶対ヤダ!と言っている人の中でも本当に声がかかるのはそんなにいないのですから…

まとめ

会社員として管理職こそ自分を成長させるものは無い。積極的にチャレンジしよう

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