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新しいドアの向こう

鬱病が治る為に必要な事と実際に行ってきた3つの考え方

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本社商品部から豊洲店に異動してきて、店舗も落ち着いてきました。

 

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7か月の闘病生活から復帰しました。当然まだ全開ではありません。しばらくの投薬は続きます。 [sitecard subtitle=前回記事 url=https://www.nobilife.com/1121/[…]

新しく走っていく人

 

この豊洲店で過ごすことによりうつ病は回復に向かいました。初めて病院に行ってから1年ちょっとの日が経っていました。 

今回は回復に向けて自分がしてきたことについて書いていきます。



精神的な負担が減った

仕事の配置換え

自分にとって何が一番無理しない方法かを考えた結果、1人で業務を抱えやすい私は業務をある程度シェアできる環境がいいことがよくわかりました。

今回思い切って異動を申請することで、環境を変えることが出来たことが回復への足掛かりになったことが大きいです。

おそらく環境を変えられない場合は、回復してその場所に戻ってもまた再発する可能性が考えられます。うつは2年以内に半分の方が残念ながら再発すると言われていますので、会社に相談し環境を変えてもらう事をお願いしてみましょう。

もし難しそうであれば、いままでの働き方にならないように十分に配慮してもらうよう、また自分も無理していないか常に振り返りながら働きましょう。

どうしてもいう場合は転職も考えてもいいですが、転職は大きな環境変化で精神的にも大きな負担を強いますので、今の環境がどうしても難しい場合の最終手段とし、するとしても回復が確信できてからにしましょう。

家庭の問題が解決

これも大きかったです。一時は将来にわたって数千万の借金を抱えるという恐怖は、一気に私の心をむしばんでいきました。完全に解決したわけではありませんが、自分が借金を抱えなくて済むというのは心的にはかなり軽くなりました。



自分の考え方を変えた

他人と会社の評価を気にするのをやめた

これも大きいです、いままで他人を会社の評判ばかりを気にしてきました。これをすると誰かに言われそうだなとか、常に馬鹿されている周りを見返してやろうとか、そんな思いばかりでした。

たしかに負けん気は自分の原動力になるには間違えがないと思いますが、他人は自分の利害の中であなたを動かそうと時にはするのです。それにこたえようとするのは他人の人生のために生きているのと一緒です。その結果については誰も責任をとってはくれません

常に人とばかり比べて一喜一憂するのは不毛ですね。

むしろ比べるのは昨日の自分です。昨日の自分に何か一つでも超えているかを常に確認していく事が大事です。

私はもう別に明日会社を辞めてもいいくらいの覚悟で過ごすことにしました。自分を出すことを恐れるほど体が硬くなります。

自分が何者でもないと自覚した

これは、少し私がいい気になっていた部分があります。この会社に入ってから中途で本社商品部に行ったことも含め、私がこの会社に入ってからは、半年で売上日本一を争う店舗の店長になり、そこから新業態店舗を渡り歩いてきました。そこから商品企画という花形に配属されたことで自分の中にずいぶんなおごりがあったことは否めません。

また、自分がいなければ本社は回らないんだという自惚れから思い込み、自分で仕事を抱え込んでしまいました。所詮は実力が不足していたということを自覚していなかったのです。

今回この病気で休職しても、商品部はなにも問題がなく回っています。どちらかというと私が仕事を抱えていたことで止まっていた仕事もいくつかありました。

自分は何者でもないと思っているくらいの方が謙虚に物事をとらえることができるようになります。
思ったほど他人は自分を見てはいません。



生活のリズムを変えた

睡眠は意識して多くとった

独身で好き放題できるということもあり、毎日業務が終わってから家に帰ってきてだらだらと過ごしていました。夜遅くまでゲームやネット、飲み会ばかりで、ほとんど寝てないような生活をしていました

寝ないでゲームやネットは交感神経をずっと使い続けています。常に緊張状態だったことは否めません。薬の力もありますが、時間を決めちゃんと寝る事で睡眠時間を確保し、しっかり体を休めました。

運動習慣をつけた

運動も何もしていませんでした。栄養も全く考えず食事制限も全くしていません。体重は事務系の業務ということもあり、わずか1年で10キロ以上も体重が増えてしまいました

夜食でご飯3杯なども普通です。好き勝手に食事をしていました。独身なので当然食事にも制限がかかりません。カロリー過多と栄養バランスの崩れで体調を崩す原因はここにもあったのかもしれません。

ダイエットのと体調を整えるためにウオーキングとジョギングを始めました。
夜はお茶碗1杯から、ウオーキングは毎日1万歩が目標です。

これが運動習慣となり、3年後にホノルルマラソンを完走するまでになります。

まとめ

「うつ」を克服することは新しい自分と出会う事と考えてしっかり休むことを第1優先に
ただ、これまでの習慣はかならず見直すべく先生と一緒に相談しながら行動しよう

この行動を変えるようになってから、うつは回復に向かっていきました。

次回記事

豊洲の店の店長として着任してから半年の月日が経っていました。[sitecard subtitle=前回記事 url=https://www.nobilife.com/1125-2/]ほぼうつの症状も出なく[…]

握手をするサラリーマン
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