今日もまた残業…
あーあ、今日もいつも通りに残業になりました
もう「残業」というのもはばかる位自分の中ではあたりまえに「定時」です
なんで同僚の鈴木さんや私の上司はいつも私より早く帰れるの？？
ねえなんで？私だけが追い詰められてるの？
なのに上司が「今日も残業？いやー頑張ってるね！！さすが仕事が出来る人は違うね～」って
何その皮肉めいた言い方
私だって早く帰りたいんだよ！！
頼む時だけ「君にしか頼れないんだよ～」とかいうからほいほい引き受けた私も悪いのかもしれないけどさ
結局断れないじゃん…
でも仲の良い同僚に相談したら私だって忙しいよだって
仕事の仕方に問題あるのかもねって
あーなんかもう嫌だ！
日々そんな思いをしながら仕事をしている人もいるのではないでしょうか？
「仕事は出来る人に集まる、お金は持っている人に集まる」
そんな言葉がありますがはたして本当にそうなのでしょうか？
忙しいのは業務過多？もしくはあなたの仕事の進め方に問題があるから？
今回はあなただけがなぜ忙しいのか？その改善方法と対策について考えていきましょう。
なぜあなただけが忙しいのか？
次の中に思い当たる節はありますでしょうか？
仕事が確実だから頼られすぎている
「出来る人に仕事が始まる」のタイプの人です。
いわゆる「器用貧乏」ってやつです
皆さんでも公私に関係なくいい仕事を確実にやってくれる店や会社を選ぶでしょう。
あなたもそれで選ばれて仕事を依頼されているのです。
会社員でなければ指名料やらあなた自身の仕事にお金を別途払ってくれるような仕事です
若手会社員であれば営業成績につくインセンティブなど以外ではあまり仕事自体に給料に差はつきませんよね？
なので何かと仕事が出来ると損な役回りをさせられることが多いのがサラリーマンの悲しい所です。
自分しか出来ない仕事がある
社内で自分しかできる人がいない、これだけ聞くとかっこいいですね
しかし誰かに教えればできるようになる仕事を抱えてしまって忙しくなっているのは少し問題です。
先ほどの仕事が確実でモテまくっているのとは意味が違います。
仕事の優先順位がつけられていない
自分ばかりが忙しい人は大体時間に追われるような仕事をしています。
それは優先順位を意識していても瞬間風速的な忙しさはあるでしょう。
ただ忙しい！が口癖になって毎日バタバタしていませんか？
それは仕事の優先順位を間違っている事も要因の一つです
例えばあなたはすぐできそうな仕事から手を付けていませんか？
その仕事は今日中にやるべき仕事ですか？
その仕事をしたことによって今日やらなければいけない仕事に夕方位に気づき慌てて結局残業…という経験はありませんか？
またたとえ時間制限が無くてもやらなければお客様に迷惑をかける仕事を忘れて後から頼まれた上司の仕事を優先して大クレームに鳴っているという事はありませんか？
仕事の優先順位を付けられないとこのようにハマってしまいがちです。
仕事が遅い（考えすぎてしまう）
これは真面目で思慮深い人にありがちですが、仕事の1つの案件についてあれもこれもと考えを巡らせすぎて仕事が全然進まない人です。
例としてお客様に明日のアポのお客様の所への行き方を調べといてくれと言われました。
会社からは電車で30分ほどの距離です。
あなたはネットなどを駆使して最短の経路を調べて到着時間から逆算します。
よしこれで大丈夫 まあ10分くらいあれば調べられるでしょう…
でも調べたあとにネットを眺めていると他の線の電車遅延の情報を見かけました。
もしかして明日電車が止まるかもしれないとだんだん不安になってきました
一応他の代替路線も調べておこう… ここまでならいいです。
でもまてよ？この代替さえ止まったらどうすればいい？そうなるともう今の仕事が手につかなくなってきました
いや、明日私が寝坊したらどうしよう…上司が遅れてきたらどうしよう
色々な事が頭を巡ってきてどんどん不安になってきて余計な事を考え始めるのです。
代替路線くらいまで調べたらそれ以上の事が起こる確率はほとんどありません。
それ以上になったらタクシーでいいでしょうしそこまでになったら取引先も遅延を理解してくれます。
これでは仕事がいつまで経っても終わりません。
一事が万時そこまで考えるような仕事をしていてはいつまでも忙しいままです。
あのさ…ちょっといいか？と上司またか… また言われるぞ！と身構えます。「もう少し仕事のスピードを上げてもらわないとさ…」「うーんもっと仕事の効率を上げて…要領をよくやらないとさ」ああ、また言われた…慎[…]
なぜ自分だけが忙しい？は気持ちの危険信号
なんで自分だけが忙しいんだよ！とただ怒っているうちはいいですが
何度も思い始めると一事が万事俺に押し付けてという気持ちが強くなってイライラしてきます
それが爆発すると「なんで俺ばっかりに仕事を押し付けて！」などと同僚にあたりちらしたり
「お前らみたいなヒマ人はいいよな！」という暴言を吐いてしまうという所までエスカレートしてしまうのです。
そこまでになると同僚もお前の仕事の進め方が悪いだけだろ！！って大喧嘩になる可能性もあります。
上司が「いや、お前だけに仕事を頼んでごめんな」とフォロ―してくれればまだいいですが
上司自身が仕事が遅いだけだろ！とあなたが思われていれば終わりです。
周りは悲劇のヒーロー気取りになっているあなたを冷ややかな目で見ているかもしれません。
それでも私だけが忙しいと思うのであれば以下の対処法を試してみてください。
自分だけが忙しいと思い始めた時の対処法
誰かに思い切って頼んでみる
仕事を抱えがちな人や自分でやったほうが早いと人に任せないタイプの人は思い切って人に頼む仕事の仕方を覚えましょう。
中には忙しそうなあなたを見て手伝うから言ってくれればいいのに…と思っている人もいるはずです。
いや、頼んでもやってくれないじゃんという人はその時はたまたまだけだったかもしれません。
周りにあなたでも「頼む」「頼る」という行為をするんだと思わせてください。
今度は相手から手助けをしてくれるかもしれません。
あいつは全部自分でやりたいらしいよ！と周りに思われたらあなたはずっと忙しい人です。
手順書やマニュアルを作る
あなたしかできない仕事であるのであれば（あなたの仕事が付加価値になる場合を除く）今の仕事の時間を少し使って手順書やマニュアルの作成の時間に割きましょう。
あなたがどんなに頑張っても限界がありますしもしあなたが休まなければいけないような状況になっても仕事が回るような体制を取りましょう。
あなたしかできない仕事はできるだけ少ない方がいいのです。
例えると自分だけが竿をもっていて休まずに釣りをして獲物を取っているのであれば、ほんの少し釣りの時間を減らして竿を作りほかの人に渡せばあなたはうんと楽になるようなものです。
謙虚にいっぱいいっぱいになり同情を買う
何？って話ですが、忙しい時はカリカリとするものです。
そのイライラが周りに伝わりあいつだけ忙しそうにしやがって！と思わぬ誤解を受けたりするものです。
イライラしているなと思ったらあえて「あ～もうダメかもしれない…」の様な弱気な面を周りにアピールするのです。
「俺の仕事の仕方がダメなんだよな、やっぱりさ…」などど謙虚な物言いをしてみます。
いや！そんなことできるか！とキャラ的に無理にやれとは言いません。
周りがあなたが弱音を吐いている事を心配してくれて救いの手を差し伸べてくれるかもしれません。
あえてやらないで反応を確認してみる
ここからは誰にも頼らずに解決する方法です。
今やっている仕事って全部やらなければいけない仕事ですか？
明日から1週間すべてのタスクに対して「これはなぜやっているのか？」と考えてみましょう。
意外と多いのが「やる事になっている」という仕事もあります。
またあえてなぜやっているのかわからない仕事をあえて辞めてみましょう。
でどうなるのか？
意外とやらなくても影響ない形式的な仕事ってあるものです。
仕事というのはどんどん増えていきます。
仕事の断捨離をしてみましょう。
優先順位をつける
朝来たらメールを頭から見て順に片付けて行ったり、とにかく目の前の仕事から片付けるという人は仕事の優先順位付けを意識しましょう。
今日やらばければいけない事ややらないとシャレにならない仕事を先にやらないから後からドツボにハマります。
時間軸とやらないと誰に影響するかの2軸で仕事の優先順位を付けましょう。
やるべきことを先にやっていれば明日に回せる仕事が増えますから夜遅くまで残業しなくても済むのではないでしょうか？
その状況に酔っているのでは？と反省する
これは意地悪な言い方ですがもしかして忙しい自分に酔っていませんか？
あーもうなんで俺ばっかりなんだよ…人気者は辛いぜ！と笑って言えているうちは大丈夫です、が
ただこのような発言をすると周りが手を差し伸べにくくなってきます。
貴方だけが忙しい状況というのは決して誇れることではありません。
自分だけがハマっていると思った方が良いでしょう。
どうにもならない時は？
中には改善の仕様が無いという人もいるでしょう
わが社は人員不足で正直誰かにお願い出来ない…そんな境遇に陥っている人もいるでしょう。
ただそれでも「自分」だけが忙しい！と嘆く方もいるでしょう。
今まで読んだ対処をしても何も変わらないのであれば会社の環境が要因かもしれません。
であれば会社を変える事も選択肢の1つかもしれません。
ただ周りの環境と自分の仕事の仕方を変えてから考えるべきです。
出なければ会社を変えても同じ事が起こる可能性が高いですから。
自分がどう会社に見られているかも考えて割り切ることも大事
ここまで読んできていや、そういう事じゃないんだよ…と思った方もいるかもしれません。
中にはこんな誤解をしている人もいるかもしれません。
自分しかできない事が多い＝会社に必要とされている
これは貴方がその仕事をしていることで別にお金を貰えるような場合だけです。
あなたへの指名料やあなたが仕事をするとお客様へのご請求額が上がるという場合だけです。
そんな仕事ではないのに自分ばかりが仕事を抱えて苦しい！でも出来る人がいないから逃げる事も出来ない！
というような仕事のかかえ方は会社が思っている想いより会社は評価をしていないと考えましょう。
誰かに振れば出来るような仕事はどんどん人に教えて身軽になっていくのが理想です。
そして本当に自分だけしか出来ない価値が発生する仕事の技を磨いていきましょう。
皆さんは「仕事が早い人」ってどんなイメージですか？誰もが無理と思われる作業や仕事をとんでもないスピードでこなす人ですか？それともどんな困難な仕事でも、ささっと涼しい顔をしてやりきるイメージですか？まだ経験が浅いし難しい仕事が[…]
