みなさんの周りで「謝れない人」はいませんか?
迷惑を掛けたら謝りましょうって子供の頃教わらなかったのかと疑問に思うほど謝らない人です。
自分が上司という立場で部下に謝れない…と言うのであれば何となく気恥ずかしいでしょうから理解できます。
ただ同僚や仲間にも全く謝れない人はいますよね?
せめて謝罪の言葉があればまだ許せるのに…と思う事もあるでしょう。
なぜ謝罪の一言すら言えない??
あー余計に腹が立つわ!!! という経験をしたことがある人は多いでしょう。
しかし何をしても謝れない人がいるのは何故でしょうか?
謝まるとお金を取られるのでしょうか?それとも謝らない教に入信しているのでしょうか?
さて、今回はそんな「謝らない人達」の心理を考えていきましょう。
なぜ謝ることが出来ないのか?
結論から言うと自分に自信がないからです。
自信がないならすぐ謝るのでは?と思ったでしょうが実は逆です。
なぜそうなのか考えていきましょう。
謝らない人の心理とは?
自信が無いならすぐ謝るでしょう?と思うのが素直な疑問でしょう。
謝る人=非を認める強さ 謝らない人=非を認めない弱さ
ええ? もう何を言っているか意味が分からないって?
謝れる人は素直にあやまりを認めて責められても仕方がないという覚悟を決めているからです。
それが自分の責任が無くても堂々と謝れるという強さであり自信があるからです。
では謝れない人の心理とはどのようなものでしょうか?
なぜ謝れないのでしょうか?
その人たちの心理を紐解いてみましょう。
こんな理由があるから謝れないのです。
謝ると負けだと思っている
「謝ったら負け」
子供時代筆者もよく父親に言われてました。
引いたら負けだぞ!と
ただ残念ながら親の教えを守らずに日常的に謝ってばかりの筆者です…
欧米の方などと交渉する時は負けを認めると交渉に負けるなんて聞いたことはありませんか?
ただ我々ば日本人ですし社内の人間に欧米人のような交渉技術はいらないと思うのですが…
おそらく謝らない本人はここで謝ったら周りが皆自分の責任にされると思いこんでいます。
ただ残念ながら日本は欧米とは異なり、ひとまず「謝る」という行為が無い事に腹を立てる人がいるという事です。
残念ながら謝れない人はこの点に気づくことが出来ないのです。
それはそうです。責任回避に精一杯なのですから。
まさに自信の無さの表れです。
自分も同じ被害者の立場だと主張している
謝らない人は自分も被害者だという事を主張したいのです。
僕のせいじゃないんですよ…と言いたい必死の弁解です。
例えばあなたが営業の仕事をしていたとします。
商品配送の部門がミスをしてお客様から発注を頂いた商品が納期通りに届きませんでした。
お客様はもうカンカンです。
さあ、担当としては謝らなければいけません…が謝れない人の場合は開口一番こうなります。
「いやー うちの配送がやらかしまして… こっちも参っているんですよねー」
たまにいませんか?お前どこの会社の人間やねん!?みたいな人
本来あなたが起こしたミスではなくても会社の代表として謝罪するのがその人の職責です。
社外の人にこんな言い訳をすれば火に油を注ぐ結果にしかならないのにそれよりも「自分」の責任回避に必死です。
「自己防衛=自信が無い>組織人としての自覚」という公式が出来上がっています。
自分のプライドの高さと自信の無さが出てしまっています。
マウント取り
マウント… まあこの言葉かとうんざりした人もいるでしょう。
相手より常に上の立場にいよう「舐められたくない」という判断だからです。
先ほどの謝ったら負けという立場に近いですが、この場合は責任回避というよりもあなたより下の立場になりたくないのです。
厄介なのは自分が悪い事をしたという自覚があっても謝らないという事です。
ただこの類の人は自分より上の立場と思っている人に対して迷惑をかけたら速攻で謝罪します。
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そもそも悪いと思っていない
普通謝んない!?とイライラしたところで無駄です。
そもそも謝らない人は自分が悪いとは思ってないのです。
その人自身に自覚が無い以上謝ってもらうのはそもそも無理な話です。
自分が相手に迷惑をかけているという感覚が無い人はその傾向があります。
昔からしてもらう人が当たり前と思っている人、常に誰かに助けてもらって育った人にはその傾向がみられます。
例えば「姫」もしくは「王子」みたいなあだ名がついてしまう様な人です。
実際姫や王子が謝ることはめったにありませんよね。
謝られなくて腹が立ったらどうすればいいのか?
じゃあもうあきらめろというのか?
こっちが我慢し続けるのは耐えきれん!と言う人もいるでしょう。
そんな奴らに天誅を!と思った所で何も変わりません。
じゃあこのモヤモヤとイライラをどうすればいいのよ!?となりますよね…
謝れよ!とその人に迫ったところで溝が深くなるだけです。
その場で迫って謝まらせてもお互いしこりが残るだけで何も変わりません。
じゃあどうすればいいのか?
ちっぽけな自尊心を必死に守っているかわいそうな人だと思っておけばいいのです。
大丈夫、あなたが思った嫌な感じは周りの人も同じように感じているはずです。
周りの仲間に「〇〇さん(謝れない人)に逆に迷惑をかけちゃったみたいで怒らせちゃった…」みたいに皮肉を言っておきましょう。
仲間も同じような事を思っていれば「そんなことないよ!」って共感してくれます。
周りが理解してくれれば本人が謝ってくれなくても少しは楽になるでしょう。
そして謝れない人からそっと離れていきましょう。
いやいや、離れられれば世話ないよ…というあなたにもう一つの方法があります。
逆に嫌われるのを覚悟でダルがらみをするのです。
え?でもいいじゃないですか、もう嫌われてもいいのですから。
謝らない相手に逆にこちらから嫌味全開で過剰に謝っていくのです。
謝れない人でも姫や王子以外にはこの手は有効です。
何故なら謝れない人は謝れない事に対して後ろめたいと思っているからです。
自分が本当は悪いと思っていながらも素直に言えないのです。
だからあなたが過剰に謝ることによって謝れない人自身が追い詰められていきます。
ですから謝れるあなたの方が相手からしてみれば手ごわい存在になります。
謝る=非を認める=自分が不利な立場になっても構わない=気持ちの強さだからです。
そもそも悪いと思っていない姫や王子以外には試してみてください。
謝られない事にこだわらない
一方謝まられないと異常に腹が立つ人の心理も見てみましょう。
それは昔から他人を配慮することを厳格に教えられてきた人や正義感の強い人に多い傾向があります。
ただ、貴方が腹を立てても謝らない人は謝りません。
期待するのをやめましょう。
謝らせることがゴールではないのです。
そんな人に「謝れ!」と言ってもし謝らせたところできっとあなたの気持ちは収まらないでしょう。
あなたの貴重なエネルギーはほかの機会に温存しておきましょう、無駄な怒りエネルギーには使わないでください。
このタイトルを見て思わずこのブログを開いてしまった方。今日も仕事でミスをして上司に怒られた。私ダメだなあ…と落ち込みながら読んでいるのではないですか?ただ、そう思いながら読んでおられるのであれば仕事が出来ないとあまり[…]
まとめ
謝れない人はこんな人達です。
かわいそうだと思っておきましょう。
・またそもそも悪いと思っていない感度の低い人
・謝れ!と思うのはエネルギーの無駄、ダルがらみするくらいで丁度いい