佐藤はなんであんなにいろんな部署の人と仲が良いんだろう…
営業成績もいいしお客さんのウケもいいらしいってさ。
俺?無理無理 そんなトーク力皆無皆無。コミュ障だってことは昔から自覚しているし…
とはいえコミュニケーション能力は社会人にとっては強い武器になります。
でも自分には無理と諦めていませんか?
だって実際に人前に出ると緊張して全然しゃべれないし…
それは誤解です。
コミュニケーション能力とは「トーク力」ではありません。
実際に余計なトーク力はコミュニケーションの障害にすらなる事もあります。
コミュニケーション力の向上には今回紹介する3つの要素を意識して話すだけで劇的に向上します。
「聞く力・相手を主語に・共感する」この3つです。
実際にトップの営業マンや接客のプロは決してトーク力がある人だけではありません。
さあ、この3つの力を習得してコミュニケーション力を一気に向上させましょう。
コミュ障だと思っている人が陥りがちな誤解
特に2人きりになると相手となにか話さなければ…えっとえーっと…ああどうしよう…何か話題を
で結局口からなにも言葉が出てこない…どうしよう…
あーもうコミュ障なのになんで仕打ちにあわなきゃいけないんだ…そんな風に思っているのではありませんか?
コミュ力無しと自覚している人が陥りがちな誤解があります。
コミュ力=トーク力(しゃべりがうまいかどうか)という誤解です。
トーク力が無いのであれば相手に話してもらうように仕向ければいいのです。
あなたの周りにもいませんか?
やたらマシンガントークで自分の事ばかり話して気が済んだら去っていく人
その人と分かり合えてますか?
完全に会話が一方通行ではありませんか?
おそらくそのマシンガントークを話す人は自分ではコミュ力MAXだと思っているでしょうね。
マシンガントーク=会話が多い人=コミュ力があるということではないのです
一方的な会話でコミュニケーションが成立するわけがありません。
トークがうまい人=コミュ力のある人ではない
トーク力がある人が陥る罠
今言ったようによく話す人は得てして自分の事ばかりを話しがちです。
そして自分はコミュ力があると勘違いしています。
たしかに話す力はあるかもしれませんが、それはコミュニケーション力の一つの要素なだけです。
コミュニケーションとは「お互いを理解する」ことで成り立ちます
一方的なコミュニケーションはただの独りよがりです。
トーク力がある人はそれは一つの魅力ではありますが、得てして相手の事を理解できずに終わる事が多いのです。
例えば営業での場面ではトーク力が求められがちですが一方的に話すだけではお客様への成約にはまずつながりません。
なぜならお客様のニーズ(情報)を拾えないからです。
コミュニケーション力とは実は聞く力の方が大事なのです。
ではトーク力が無いと自覚している人がコミュ力を上げるには何を意識したらよいのでしょうか?
以下の3つです
コミュニケーション能力を向上させる3つの技
1.「質問力」を磨く
コミュニケーションという点ではトーク力より実は質問力の方が大事と言っても過言ではありません。
というかトーク力がないなら相手に話してもらうようにすれば楽じゃないですか?
つまり何を話したらいいかより何を話してもらおうか?を考えながら会話を進めればいいのです。
プレゼンの場でもない限り自分が何を話すかなどをあれこれ考えておく必要はありません。
台本を用意すればするほど緊張してきますしその通りに話せなかった時に思考停止しがちです。
そこで「質問」をして相手に話してもらうことにしましょう。
例えば商談の場でうまくいかないとします。
こんな感じで商品を進めていませんか?
この商品は〇〇で○○の機能を持った商品です
今ならお安くなる機会ですので是非~(以下延々話)
なんかうちのニーズに合ってるのかよくわかんないや…
てか全然話きいてくれないなこの人
トーク力があると自覚する方が陥りがちなミスですね
おそらくこの後営業マンは自分の話を終えた瞬間にネタ切れになり沈黙の時間が訪れる羽目になるでしょう。
話題が無くなってつい「いまならもっと安くしますよ」などと聞かれてもいない余計な事言ってしまう恐れもあります。
一言多いってやつになりがちです。
質問力がある人の話し方はというと…
今回弊社の〇〇に興味を持たれたきかっけなどはございますか?
弊社のHPを拝見して御社の商品が解決方法に近しいと思いましたので
解決方法などでとくに重視されていることなどはございますか?
2.常に相手を主語にすることを心掛けて話す
これもトーク力だけがある人がおちいりがちな罠です。
たとえば質問力を発揮して営業マンがお客様と天気の話をしたとしましょう。
いやー今日はいい天気ですねえ
ようやく晴れて気持ちがいいですね今日は…
弊社晴れが続かないと弊社も売上が落ちるんですよ
いやね、雨だと〇〇という商品がね(以下延々)
(そんなこと知らないって…一体何の話を聞かされているんだ)
いやー今日はいい天気ですねえ
ようやく晴れて気持ちがいいですね今日は…
でるのでしょうか?
この長雨のせいで売上が〇〇%減りましたよ
それだと梅雨の時期とか大変ですね…御社の繁忙期って何月頃ですか?
(以下やりとり)
3.相手の話に共感する
・けどさ/でもね
・違うよそれ
・そんなことはどうでもよくて…
・わかります
・そう思いますよね
これからますますコミュニケーション力が大事になる
コミュニケーションを上げる方法は分かったけど別にいいよ。
だって人としゃべらない仕事すればいいじゃん。
そうですね、たしかにそれでいいかもしれません。
ただ今後DX推進やAI技術など増々単純作業の仕事は減っていく傾向にあります。
そのなかでも人対人との交渉折衝をするコンサルティングやカウンセラーと営業の仕事はまだまだAIに仕事を奪われる可能性が低い業種ですが
まさに対人コミュニケーションが必要不可欠な業種です。
ですからコミュニケーション力というのはビジネススキルとしては最も重要視されるスキルの1つと言えるでしょう。
今はあまり必要が無くてもコミュニケーションが全くいらない職場というのはありません。
仕事のトラブルも大抵はコミュニケーション不足で起こる事が多くないですか?
ですのでコミュ力を鍛える事にデメリットはありませんし仕事だけではなく私生活でも大きな武器になります。
コミュ力は「双方向」が原則 そして「質問」「相手の立場」「共感」このワードを意識しておいてください。
とはいえ実際意識して話すのは難しいなあ…と思う方もいるでしょう。
コミュ力は資格学校同様に学べるスクールがあります。
え?正式な資格じゃないしお金の無駄だよとおもうかもしれません。
ただコミュ力はライセンスこそありませんが、いくら資格を持っていてもそれを生かすコミュニケーション力なければ生かせません。
難関資格ほど取得後に顧客とコミュニケーションやカウンセリングが必要になるはずです。
今や仕事の最重要なスキルとしてコミュ力は必要なのです。
カウンセリング力や営業成績が上がり年収がアップした、上司や部下との意思疎通ができるようになり会社に行くのが嫌ではなくなった
などある意味最強の資格といっても過言ではありません。
とは言え自分のコミュニケーションスキルってどの位かわかりにくいですよね?
客観的に測ってもらえるサイトがあるんです。
自分の今のコミュ力を無料で診断してくれますので是非試してみてください。
まずは無料診断へ!ビジネススキル・スキルスクール【コミュトレ】
もう毎日上司に色々マウントされて本当に疲れる。今日も虫の居所が悪そうだ…近寄りたくない…こんな思いをしているのはあなただけではありません。本当にこういう時は上司が近づいてくるのも話しかけてくるのも嫌になりませんか?[…]